仮想通貨の値上がりと株価の値下がり
こんにちは、saikoroです。
最近、ビットコインがやけに値上がりしています。
2019年4月1日からの1ヶ月半足らずで、倍近くになっています。
2019年5月17日は1日で20%値下がりしましたし、まさにジェットコースターです。
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ビットコインほどではないですが、株式も投資信託も価値が変動します。
倍になることもある=半分になることもあるということは、肝に命じておく必要があります。
私が仮想通貨に手を出さない理由の一つに、このリスクの高さもありますが、仮想通貨には裏付けとなる価値がないと思っているのが最大の理由です。
株式は企業の資産と利益を裏付けにして、価値が決まります。
各国の通貨は簡単に言えば国の保証を根幹に、GDP、貿易収支、金利、インフレ率、決済力などなど…いろいろなものを裏付けに価値が決まっています。
それに引き換え仮想通貨は…唯一ありそうな決済力も、物に変えられるお店は限られていますし、何も裏付けがないに等しいです。
今は1ビットコインが8000ドルの価値があるかもしれませんが、これはマネーゲームに使われていて価値があるように見えているだけで、今はビットコインが主戦場になっているだけと思っています。
短期間でこれだけ値上がりしていることからも、短期的なお金が雪崩れ込んでいるのだと容易く想像出来ますが、なぜビットコインを選んだのか?
それは話題性があって、同類が集まりやすく、素人が飛び付きやすく、暴落の記憶が薄れてきたとか、そんな理由でしょう。
投資、投機の世界にも流行りがあり、バブルが作られて弾けていることを繰り返している歴史を見れば、裏付けのない極端な値上がりは、必ず下がるものです。
仮想通貨の話はこれくらいにして、仮想通貨と真逆を行くように、株価は米中貿易戦争の煽りを受けて、徐々に下がってきています。
グローバル化が進んだ今だからこそ、1つの国の関税が高くなったからと言っても、他の国から輸入するだけになると思うので、実態経済にはそんなに影響はないかもしれないです。
ちゃんと調べていないので憶測です。
自国の産業保護のために関税を上げることは何度もありますが、貿易戦争の手段に関税を使うというのは、過去になかったような気がします。(あったらごめんなさい)
過去にないことが起きていて、先が見通せなくなっているので、この問題が解決しない限りは、下がり基調になるのではないかと思います。
ただ、私を含めて、資産を形成している段階の人にとっては、この下げは安く買えるチャンスです。
安く買うことは投資の基本であり、安く買えた分だけ後々のリターンも増えていきます。
安く買うことに注目しすぎて、倒産間近な株には手を出してはいけないのと、去年の年末水準ほど下がってはいないので、もっと下がったところで精神的に参らないようにしたいところです。
もし、参ってきてしまったら、出来るだけ投資のことは考えないようにしましょう。
呼吸、楽しい。
慌てても、いいことないですからね。