新紙幣発行でとうとう諭吉さんが…
こんにちは、saikoroです。
新紙幣と新500円玉のデザインが発表されましたね。
とうとう、一万円札が諭吉さんではなくなってしまうんですね。
生まれてこの方、一万円札はずっと諭吉さんでした。
諭吉さん、今までありがとうございました(´;ω;`)
新紙幣になる前に、ピン札の一万円札を記念に1枚残しておきたいですね。
なお、新紙幣は2024年度から、新500円硬貨は2021年度から、発行されるようです。
一応、注意喚起も出ていて辺境のブログを探してくれるような方なら大丈夫だとは思いますが、現行紙幣も貨幣も、使えなくなる予定はありません。
現に、聖徳太子が描かれているような古い紙幣も、そこら辺のお店だと断られちゃうかもしれないですが、銀行に持っていけば現行紙幣、硬貨に交換してくれます。
前説はこれくらいにして、この新紙幣について少し考察をしたいと思います。
なぜ、5年も先なのか?
新500円玉は2年後の話なので、今くらいの時期に発表されるのは特に違和感を感じなかったのですが、新紙幣は5年後の2024年度からです。
偽造防止技術を最新化することが目的なのであれば、こんな前もって発表する方が対策の時間を与えるだけですし、あまり重要な目的ではないと感じました。
恐らく、本当の目的はキャッシュレスを促進させるために、こんなに早く発表したのではないかと思います。
券売機や自販機、紙幣の判別を行っている機械はいっぱいあります。
それらの買い替え需要が見込める会社の株が上がりましたけど、それらを全て新紙幣に対応させるというのは、とてもお金がかかりますし、新紙幣に対応するくらいなら、キャッシュレスに比重を傾けさせたいと考える人は多いのではないでしょうか。
機械メーカーにとっても、さらに新技術に対応するのは開発費もそれなりのお値段がしそうですし、国が味方しているキャッシュレスのおかげで、上から目線の値段もしにくいはずですし、株価が上がったのは話題に乗っかっただけの一時的なもので、業績が発表される頃にはむしろ株は下がっている気がします。
キャッシュレスに比重を傾けたいと考える人の話に戻しまして、私は多店舗展開していないラーメン屋は、キャッシュレス化が進むのではないかと思います。
ラーメン屋は小さいお店でも、券売機を導入しているお店が多いですが、中古の券売機がほとんどでしょう。
それが、今回は新品の券売機を購入しなくてはなりません。
券売機を捨てて手動会計にしたいけど、毎回金銭授受するのは面倒だし、手間が増えたら回転率も落ちて売り上げも下がりそうだし、お釣り間違えたら大損害だし…
そんなことを踏まえると、キャッシュレス決済を導入すればお店は楽になるけど、何もメリットなしでみんながキャッシュレス決済してくれるわけでもないです。
なので、キャッシュレス決済してくれたらトッピング1個おまけしてくれるくらいで、キャッシュレス化してくれると、お互いがwin-winになるかなと思っています。
いや、そうなってくれると嬉しいなと。
二千円札はどこへ?
次に、今回の新紙幣発表の中でまったく触れられなかった、二千円札。
Twitterでは思い出している人は結構いましたが、発行は2000年からで、他の紙幣は2004年からなので、二千円札の方が古いです。
8億8000万枚印刷済なのにも関わらず、まだ約1億枚しか流通していないようです。
無理もないですね、沖縄でしか出回っていないのが現状ですし。
この二千円札の維持に、どれくらいのコストがかかっているのかわかりませんが、厳重な場所で劣化しないような環境で保管しているとすれば、それなりにコストがかかっていそうな気もします。
もっと別のものにお金をかけてほしいものです。
ところで、私の財布には一万円札、五千円札、当然のことながら二千円札もありません。
隔週で千円札を9枚ATMから出したら、あとはクレジットカードと電子マネーでだいたい事足りています。
現金を使うのはランチくらいですが、これも毎日ではなく電子マネーで済むことも多いです、
大半の決済がキャッシュレスで済む上に、現金を必要とする場面が千円前後の決済しかないので、一万円札も五千円札もいらないというわけです。
少し前までは一万円札を入れていましたが、1年半前くらいから入れなくなりました。
私はポイントのために、ほとんどをキャッシュレス化していますが、今後は私みたいな人がどんどん増えていくのではないでしょうか。
そうなると、二千円札はますます使う場面がなくなっていきますし、もう大きく流通することはないでしょう。
偽造防止技術が時代遅れになって、あと10年も経たないうちに処分されてしまうのではないかなと思います。
発行前から使い勝手が悪いと言われていたことですし、しょうがないですね。
では、今回はこの辺で。